【ご報告】歯学部卒業生(23期)髙野裕史先生が秋田大学医学部教授に就任されました
投稿日:2025年12月2日
本学歯学部第23期卒業生である髙野裕史先生が、秋田大学医学部附属病院教授(歯科口腔外科)にご就任されましたことを、心よりお慶び申し上げます。先生は、ご卒業以来一貫して口腔外科の分野で多大なご貢献をされ、その高い学識と研究成果がこの度の要職に結びつきましたことは、私たち教職員一同、そして在校生・卒業生にとっても大きな喜びであり、誇りです。
つきましては、ご就任にあたっての先生のコメントを頂戴いたしましたので、以下にご紹介させていただきます。
この度、令和7年11月1日付で秋田大学医学部附属病院教授(歯科口腔外科)を拝命いたしました、岩手医科大学歯学部23期生の髙野裕史と申します。
秋田大学医学部歯科口腔外科は、秋田県における歯科口腔外科疾患の三次医療機関として、地域医療の中核を担っており、顎口腔領域の外傷・炎症、口腔がんを含む腫瘍や嚢胞、顎関節疾患、口唇口蓋裂、顎変形症、埋伏智歯などの難抜歯、歯科インプラントに至るまで、幅広い分野で専門的治療を提供しています。近年では、顎骨再建後の広範囲顎骨支持型装置を用いた顎口腔機能の回復、全身疾患の治療に影響を及ぼす口腔疾患への対応、さらには全身疾患に関連する口腔症状の発見・治療・口腔ケア指導によるQOL向上への支援にも積極的に取り組んでます。
今後も、臨床・研究・教育を柱として口腔外科学および口腔外科診療の発展に寄与するとともに、地域医療の要として医歯薬連携を推進し、安全かつ高度な医療の提供を通じて、医療における歯科および口腔外科の役割をさらに高め、社会に貢献してまいる所存です。
秋田大学医学部附属病院教授 歯科口腔外科 髙野 裕史

