【研究成果】口腔外科学分野の池田裕之介先生が「日本口腔外科学会 若手口腔外科医優秀論文賞」の受賞記念講演を行いました
投稿日:2026年5月16日
令和8年5月9日、若手口腔外科医交流会第4回学術集会において、本学歯学部 口腔顎顔面再建学講座口腔外科学分野の池田 裕之介先生による「若手口腔外科医優秀論文賞」の受賞記念講演が行われました。
本賞は、若手口腔外科医が執筆し、英文学術誌に掲載された過去1年間の原著論文の中から、特に優秀な論文を表彰するものです。
受賞・発表論文
「PLAG1 overexpression in salivary gland duct-acinar units results in epithelial tumors with acinar-like features: Tumorization of luminal stem/progenitor cells may result in the development of salivary gland tumors consisting of only luminal cells」
Journal of Oral Biosciences 66(4):88-97, 2024
https://doi.org/10.1016/j.job.2024.08.002
研究の概要と成果
池田先生は、唾液腺腫瘍モデルマウスの確立と唾液腺腫瘍モデルマウスの胎生期唾液腺原基器官培養下において唾液腺腫瘍を誘導し、その形態学的・分子遺伝学的解析により、唾液腺組織の管腔側細胞の中に含まれる腫瘍幹細胞の腫瘍化によって管腔側細胞のみからなる腫瘍が形成されることを明らかにしました。伝統的な唾液腺腫瘍の組織発生の概念の一端を初めて実験的に証明するものとなりました。
池田裕之介先生からのコメント
受賞にあたり、池田先生は次のように感謝の意を述べています。
「岩手医科大学大学院在籍時にまとめた学位論文が、この様な形で評価いただけたことを大変嬉しく思っています。また、また、ご指導賜りました病理学講座病態解析学分野の入江太朗教授をはじめ講座の先生方、口腔顎顔面再建学講座口腔外科学分野の山田浩之教授にこの場をお借りして深く感謝申し上げます。」

